Monthly Archives: 7月 2022


名月地インタビューVol.9〜小倉城・小倉城庭園から望む月

1)日本百名月の認定登録地の魅力や特徴を教えてください。

小倉城は、福岡県唯一の天守閣を持つお城で、全国有数の規模を誇ります。1602年に細川忠興公が築城した名城で、1959年に再建され、北九州のシンボルとなっています。ちなみに、細川忠興の正室は、キリシタンとして戦国の世を生きた細川ガラシャです。

 

2)最もおすすめの時期はいつですか?また観光客に事前に知っておいて欲しいことはありますか?

小倉城・小倉城庭園は、春の桜、夏の祇園、秋の紅葉や竹あかり等、1年を通して、楽しんでいただけます。全国で唯一、夜間も楽しめるお城であり、天守閣バー、ライブショー等夜間のコンテンツも豊富です。天守閣は日没になるとライトアップされ、その姿は小倉の夜を象徴する存在となっています。また、小倉城庭園では日没後、毎夜レーザーライトアップショーを開催しています。和の雰囲気を活かした音楽とレーザーによるショーは、日本新三大夜景都市に選ばれた北九州市の新たな夜のエンターテイメントとしてお楽しみいただけます。

 

3)その他、担当者だけが知るトリビアなどがあれば教えてください。

【小倉城の天守閣は全国有数の規模】

お城の高さは全国6位ですが、床面積は創建時全国一でした。天守閣の容積で見ると、大阪城、名古屋城に次ぐ大きさを誇ります。

【宮本武蔵と小倉の関係】

小倉藩の剣術師範であった佐々木小次郎に決闘を申し込んだ宮本武蔵。その決闘を申し込んだ場所が、当時の筆頭家老長岡佐渡の屋敷と言われています。それが現在の小倉城庭園の場所となります。また、宮本武蔵の養子・宮本伊織は小倉藩の筆頭家老となり、大出世を果たしました。そんなこともあってか、宮本武蔵が一生涯で最も長く暮らしたのが小倉となっています。

 

4)日本百名月ブランドを生かして、今後どのように地域を盛り上げていきたいですか?

2022年3月、北九州市は日本新三大夜景都市に全国1位で再認定されました。日本百名月ブランドと夜景ブランドを夜型観光に繋げていきたいと考えています。

 

5)日本百名月推進委員会(事務局)に期待すること(企画等)があれば教えてください。

今後も、日本全国に情報発信をお願いいたします。

 

6)最後に。このページをご覧いただく皆様に一言メッセージをお願いします。

小倉城は市街地からも近くアクセスが便利な場所にあります。夜景で心を癒したあとは、北九州市のグルメをご堪能ください!

名月地インタビューVol.8〜倉留寺の月/観月会

1)日本百名月の認定登録地の魅力や特徴を教えてください。

札幌市街地からロープウェイ乗り場のある山麓駅までは比較的アクセスしやすく、都市と自然が隣接しているのが特徴です。また、夜景が美しくみえますが、都市部と離れていて、展望台自体は暗めなので、星や月を見る事にも適しています。

 

2)最もおすすめの時期はいつですか?また観光客に事前に知っておいて欲しいことはありますか?

いつの時期もおすすめです。まわりに高い建物がなく、視界を遮るものがないのでどの時期の月でもきれいに、しっかりご覧いただけるのが強みです!

 

3)日本百名月ブランドを生かして、今後どのように地域を盛り上げていきたいですか?

まだまだ夜景のイメージが強く、藻岩山の山頂から望む月が美しいというところまで認識が浸透していないのが現状です。ですので、まずは日本百名月認定地であることを覚えていただくことからスタートし、将来的には月を鑑賞するなら藻岩山!と言っていただけるように、それをきっかけに地域住民の方にもご利用いただけるように、今は地道に、素敵な「夜景×月」をご覧いただけるということをPRしていきたいです。

 

4)予定しているイベント企画やプロモーションがあればぜひ教えてください

現在特に予定しているイベント等はございません。

 

5)最後に。このページをご覧いただく皆様に一言メッセージをお願いします。

その他、雑誌やガイドブック、ホームページ等には掲載されていない、とっておきの情報がありましたらぜひお聞かせください。担当者しか知らないレアな情報であればあるほど、読者の興味をそそりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

名月地インタビューVol.7〜倉留寺の月/観月会

1)日本百名月の認定登録地の魅力や特徴を教えてください。

宍道湖岸の高台にある出雲高野山倉留寺では、「湖上に映える中秋の名月」を島根県内外の皆さんと楽しんできました。平成11年から、「倉留寺観月会(かんげつえ)」と銘打って開催し、これまで6,500名の方々に、お寺から「宍道湖に浮かぶ満月」をご覧いただいています。夜の境内の700個の万燈は幽玄な雰囲気を創出しています。

 

2)最もおすすめの時期はいつですか?また観光客に事前に知っておいて欲しいことはありますか?

やはり「中秋の名月」です。四季折々のお月さまはそれぞれに魅力があります。出雲空港から車で10分、尾道―松江道 宍道インターから15分、国道431号線沿い、冬には東に大山、西に三瓶山が見えます。出雲空港への飛行機の離発着は、飛行機と月が重なる光景も楽しめます。

 

3)その他、担当者だけが知るトリビアなどがあれば教えてください。

高台にそびえる鐘撞堂は令和4年11月に新築落慶、鎌倉時代の古式豊かな鐘撞堂は「心の鍵」として、お参りの方にはご自分の願いを込めて鐘を突いていただいております。この春は、「日本百名月」が決定したのを受けて、鯉のぼり百匹を泳がせました。鯉のぼりの掲揚は4月21日〜5月21日までの間、20年間続けております。

 

4)日本百名月ブランドを生かして、今後どのように地域を盛り上げていきたいですか?

「神々の国 出雲」を構成する一つとして、出雲大社や日御碕、国宝松江城や玉造温泉、大山隠岐国立公園など、山陰の地にある資源と有機的な連携を深めながら地域の活性化に貢献していきたいと考えております。自然資源に恵まれた「倉留寺の観月会」、地の利も生かしながら経済効果が生み出せるような企画やイベントを求めていきたいと思います。月の魅力が大きな観光資源となるようチャレンジしていきます。

 

5)予定しているイベント企画やプロモーションがあればぜひ教えてください。

今秋も「倉留寺観月会」を9月11日に開催します。倉留寺は出雲市はもとより、島根県内外や松江市の皆様方に、多様な「会所(えしょ)」としてもご活用いただいております。夜の宍道湖、簸川平野が一望できる倉留寺をご堪能いただけたらと思います。

 

6)日本百名月推進委員会(事務局)に期待すること(企画等)があれば教えてください。

先般、代表の丸々もとお様が出雲市長にお会いいただき、「全国名月サミット」の話を進めていただき感謝しております。島根県出雲市での開催に期待しております。百名月の地が互いに連携し、相乗効果が生まれるようにご尽力をお願い致します。

 

7)最後に。このページをご覧いただく皆様に一言メッセージをお願いします。

飛行機、車、電車でのアクセス良し!高台からの眺望は最高!伯耆大山や三瓶山も望めます。観月会のみならず、春歌秋冬、昼夜を問わず、「生きたお寺」、「心の癒し」のお寺にたくさんの皆様方のお参りをお待ち申し上げます。 感謝 合掌

名月地インタビューVol.6〜皿倉山から望む月

1)日本百名月の認定登録地の魅力や特徴を教えてください。

皿倉山は、今年3月、日本新三大夜景都市に全国1位で認定された北九州市を代表する夜景スポットです。本格的な登山コースなみの標高(622m)がありながら、ケーブルカーとスロープカーを乗り継ぎ、約10分で気軽に山頂まで行くことができるのも人気の秘密です。

山頂からは北九州市内の街並みや、洞海湾にかかる国の重要文化財である若戸大橋などが一望できます。

 

2)最もおすすめの時期はいつですか?また観光客に事前に知っておいて欲しいことはありますか?

四季折々の自然を楽しんでいただけます。おススメは空気が澄み、夜景が一層美しく見える晩秋~初冬です。

展望台には絶景を見渡せるレストランがあり、夕暮れ時には移りゆく空の景色と麓に広がる夜景を食事とともに満喫できます。

 

3)その他、担当者だけが知るトリビアなどがあれば教えてください。

皿倉山からの眺望は「100億ドルの夜景」とも呼ばれています。これは、平成8年に夜の登山イベントを開催して、参加した市民の皆さんに夜景を実際に見ていただき、投票して決定したそうです。

〝100億ドル〟という巨額に、北九州市民の皿倉山への愛が感じられます。

 

4)日本百名月ブランドを生かして、今後どのように地域を盛り上げていきたいですか?

北九州市民にとっては、この夜景が当たり前となっています。日本百名月や日本新三大夜景都市に認定されたことを、観光客はもちろんですが、市民の皆様にも、もっともっとPRし、一緒に盛り上げていただきたいと考えています。

 

5)予定しているイベント企画やプロモーションがあればぜひ教えてください。

秋ごろに夜景イベントを開催する予定です。内容が決まり次第、告知していきますので、今秋は北九州市へぜひ遊びに来てください。

 

6)日本百名月推進委員会(事務局)に期待すること(企画等)があれば教えてください。

今後も、日本全国に情報発信をお願いいたします。

 

7)最後に。このページをご覧いただく皆様に一言メッセージをお願いします。

北九州市には日本夜景遺産が7つあります。その中でも一番最初に認定された場所が皿倉山でした。恋人の聖地にも認定されている皿倉山で、ロマンチックなひとときをお楽しみください!

名月地インタビューVol.5〜伊賀の月

1)日本百名月の認定登録地の魅力や特徴を教えてください。

京都・奈良や伊勢を結ぶ大和街道・伊賀街道・初瀬街道を有し、古来より都(飛鳥、奈良、京都など)に隣接する地域として、また、交通の要衝として、江戸時代には藤堂家の城下町や伊勢神宮への参宮者の宿場町として栄えてきました。

このような地理的・歴史的背景から京・大和文化の影響を強く受けながらも独自の文化を醸成し、伊賀流忍者、俳聖松尾芭蕉、横光利一のふるさととして、また、吉田兼好ゆかりの地としても広く知られており、歴史文化の薫る地域となっています。

 

2)最もおすすめの時期はいつですか?また観光客に事前に知っておいて欲しいことはありますか?

中秋の名月のころには、お城まつりが開催され、美しい月のもとに演じられる薪能は神秘的で一見の価値があります。

 

3)その他、担当者だけが知るトリビアなどがあれば教えてください。

伊賀上野城天守閣天井には天守閣復興を祝った著名人らの大色紙が飾られています。

その中には横山大観・川合玉堂の描いた天井絵もあります。

 

 

4)日本百名月ブランドを生かして、今後どのように地域を盛り上げていきたいですか?

日本百名月というコンテンツを活用し、その時間しか体験できないナイトタイムエコノミーのコンテンツを開発・開拓することで訪問客の滞在時間の増加及び宿泊意欲を造成させ、伊賀市における消費拡大につながるよう宿泊事業者等とも連携していきたいと考えます。

 

5)予定しているイベント企画やプロモーションがあればぜひ教えてください。

〇上野城 薪能

日時:2022年9月10日土曜日 午後6時開催

場所:上野城本丸広場 特設舞台(雨天時:伊賀市文化会館さまざまホール)

鑑賞料:1,000円/1席

 

〇お城のまわりライトアップイベント

日時:2022年8月13日土曜日~8月14日日曜日

場所:上野公園内他

 

〇伊賀上野灯りと忍びの城下町

日時:2022年10月8日土曜日~10月10日月曜日(祝)

場所:伊賀上野城下町周辺

 

6)日本百名月推進委員会(事務局)に期待すること(企画等)があれば教えてください。

中秋の名月周辺に開催されるイベント情報の集約・告知ページの作成

パンフレットやポスター製作に変わる事業として、発信力・拡散力のある有名人やインフルエンサーが案内人として現地を訪れ、メディアやSNSを活用した情報発信事業を企画していただきたい。

 

7)最後に。このページをご覧いただく皆様に一言メッセージをお願いします。

伊賀市の楽しみ方をご紹介。伊賀といえば、何と言っても忍者。まずは忍者衣装に着替えて、まちなかの忍者道場へ繰り出し、なりきり忍者体験。そして、お腹が空いたところで宿に着いたら、月を愛でながら伊賀酒で乾杯した後は、伊賀焼の器に盛りつけられた、伊賀牛、伊賀米など地元の特産品を使った料理を堪能。次の日は、伊賀組紐づくり体験や、伊賀のお菓子街道で郷土菓子の食べ比べを楽しむのもおすすめ。いろんな楽しみが詰まった伊賀市へ、ぜひ来てください。