近年、「夜景観光」の発展にともない、中秋の名月にちなんだ観光目的の観月イベントも増え続け、月の魅力を伝える書籍やメディア等でも扱いも増加しています。また、ホテル、旅行業、観光事業、交通、展望施設、エンタテインメント施設ほか様々な分野でひとつのビジネスシーズとして注目されています。しかしその一方で、関係する事業者は各々でプロモーションを行う等と広がりがなく、観光集客に直結するコンテンツとしても発展途上という課題があります。そこで、特に後世に残したい名月を、一定基準のもとに「日本百名月」として認定・登録し、スケールメリットを生かすことはもちろん、名月観光に従事する事業者連携より新たなる価値の創造を目指すこととなりました。
国内の名月鑑賞地をまとめた試みは日本初のプロジェクトとなりますが、皆様の御支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー
代表理事 丸々もとお
明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録や日本遺産の選定は、国内における広域観光連携の始まりを感じさせるものとなりました。日本の観光地のなかで、「月」がつく観光地の数は少なく、これまで月」を観光題材にして大々的なプロモーションが行われる事例は皆無に近い状態でした。しかしながら、「月」に因んだイベント等は全国を見渡すと200箇所を超える事例が存在しています。「日本百名月」は、どこからでも観賞できる「月」を観光の最大資源として取り上げ、広域観光連携を進める取り組みです。「月」を愛でることによる宿泊需要の創造、新たな観光誘客の「みちしるべ」となるべく、旅行商品として成熟させて参りますので、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
KNT-CTホールディングス株式会社
社長室部長 阪上敏明
「日本百名月」プロジェクトは、「月の魅力」を時代に即した観光視点から捉え、より強大な日本の夜景資源へと昇華させること目的に、今後百年続く新たな観光ブランドを創設するものです。日本各地に数多ある「美しい名月」の魅力を国内はもちろん、海外の観光客に存分にアピールし、日本の名月の観光資源化を目指しています。分かり易くお伝えするならば、名登山家である深田久弥氏の「日本百名山」の名月版といっても良いでしょう。
(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー
KNT-CT ホールディングス株式会社
日本国内における「名月」が魅せる景観美の発掘と観光資源化
その主な活動目的として、
下記の選出基準をもとに全国の名月鑑賞スポット(公園や施設問わず)を調査。
A類:特定の場所から眺められる名月や特定の場所の上に昇る名月であり、その名月に対して鑑賞イベントが実施されているもの。
B類:特定の場所から眺められる名月や特定の場所の上に昇る名月。
※2019年度より年会費制度を変更します。詳細は別途、公開いたします。
「日本百名月」プロジェクトは今後10年、100年続くブランドとしての確立を目指しており、宣伝や旅行商品造成においても「日本百名月」ブランドを効果的に活用しながら、皆様の市町村への集客を図って参ります。そのために、本プロジェクトへの皆様のお力添えが大変重要なものとなります。
また、年間に渡り数々の取り組みを行うためにも年会費を徴収させていただいておりますこと、御理解いただければ幸いです。