名月の魅力を語る

名月地インタビューVol.9〜小倉城・小倉城庭園から望む月

1)日本百名月の認定登録地の魅力や特徴を教えてください。

小倉城は、福岡県唯一の天守閣を持つお城で、全国有数の規模を誇ります。1602年に細川忠興公が築城した名城で、1959年に再建され、北九州のシンボルとなっています。ちなみに、細川忠興の正室は、キリシタンとして戦国の世を生きた細川ガラシャです。

 

2)最もおすすめの時期はいつですか?また観光客に事前に知っておいて欲しいことはありますか?

小倉城・小倉城庭園は、春の桜、夏の祇園、秋の紅葉や竹あかり等、1年を通して、楽しんでいただけます。全国で唯一、夜間も楽しめるお城であり、天守閣バー、ライブショー等夜間のコンテンツも豊富です。天守閣は日没になるとライトアップされ、その姿は小倉の夜を象徴する存在となっています。また、小倉城庭園では日没後、毎夜レーザーライトアップショーを開催しています。和の雰囲気を活かした音楽とレーザーによるショーは、日本新三大夜景都市に選ばれた北九州市の新たな夜のエンターテイメントとしてお楽しみいただけます。

 

3)その他、担当者だけが知るトリビアなどがあれば教えてください。

【小倉城の天守閣は全国有数の規模】

お城の高さは全国6位ですが、床面積は創建時全国一でした。天守閣の容積で見ると、大阪城、名古屋城に次ぐ大きさを誇ります。

【宮本武蔵と小倉の関係】

小倉藩の剣術師範であった佐々木小次郎に決闘を申し込んだ宮本武蔵。その決闘を申し込んだ場所が、当時の筆頭家老長岡佐渡の屋敷と言われています。それが現在の小倉城庭園の場所となります。また、宮本武蔵の養子・宮本伊織は小倉藩の筆頭家老となり、大出世を果たしました。そんなこともあってか、宮本武蔵が一生涯で最も長く暮らしたのが小倉となっています。

 

4)日本百名月ブランドを生かして、今後どのように地域を盛り上げていきたいですか?

2022年3月、北九州市は日本新三大夜景都市に全国1位で再認定されました。日本百名月ブランドと夜景ブランドを夜型観光に繋げていきたいと考えています。

 

5)日本百名月推進委員会(事務局)に期待すること(企画等)があれば教えてください。

今後も、日本全国に情報発信をお願いいたします。

 

6)最後に。このページをご覧いただく皆様に一言メッセージをお願いします。

小倉城は市街地からも近くアクセスが便利な場所にあります。夜景で心を癒したあとは、北九州市のグルメをご堪能ください!