Monthly Archives: 5月 2016


藻岩山から望む月

北海道最大の190万都市、札幌市を眼下に眺める藻岩山。標高は531m。藻岩山麓駅から中腹駅まではロープウェイ、そこからは徒歩か世界初のミニケーブルカー「もーりすカー」で山頂へ向かう。展望台、観光道路は札幌振興公社が運営しており、2015年に認定された「日本新三大夜景」としても観光客へ積極的なPRを実施。山頂展望台内のレストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」や札幌市紹介スペース「スターホール」の最新3D映像演出等の見どころも多い。

稲佐山から望む月

標高333mの稲佐山は、湾曲する長崎市の地形に沿って、女神大橋から市街地まで360度の大パノラマが望める夜景鑑賞地。近年、展望台をはじめ、ロープウェイのゴンドラ、駐車場、駅舎、展望台へ向かう回廊など、長い年月をかけて完全リニューアルされた。施設内は展望レストランの営業も行われている。2012年には香港・モナコと並ぶ「世界新三大夜景」、2015年には札幌・神戸と並び「日本新三大夜景」に認定され、今最も注目を浴びている名月スポット。

中禅寺湖・戦場ヶ原・奥日光湯元温泉から望む月

奥日光湯元温泉・中禅寺湖・戦場ヶ原は、JR・東武「日光駅」から、いろは坂を抜けた先に広がる中禅寺・奥日光エリア。男体山の麓に広がる山々と湖の大自然に抱かれた地は、標高1200m以上の高所に位置する。夏でも冷涼な観光地として多くの人が訪れる一方で、冬の時期には「奥日光湯元温泉雪まつり」「中禅寺温泉カマクラまつり」等、雪と明かりを用いた夜間演出イベントも多い。一面に広がる雪景色と月が見せる風景が、静謐で神秘的な光景を生み出す。

宇奈月の月

黒部川の渓谷沿いにホテルや旅館、商店等が立ち並ぶ富山県最大の温泉地。春から秋にかけては黒部峡谷鉄道トロッコ観光の拠点として多くの人が訪れる場所。一方、冬の時期は名月が望める地としての魅力を発信すべく、2016年より「宇奈月温泉100名月物語」と題し、名月をテーマとした夜間イベントが誕生。高さ10mに及ぶ日本最大級「巨大行灯」や、旅館や商店等、様々な場所で手作りによる99個の名月演出を施し、100個の名月に出会える風景を創出している。

鬼怒川の月

平成21年より、鬼怒川・川治温泉で毎年9月下旬〜10月上旬にかけて行われている、名月鑑賞イベント。『月あかりの下で自然と人のやさしさに出会う』というテーマのもと、「星空や地域の人たちのふれあい」を様々な「あかり」や花草木」を用いて、夜間の温泉街を華やかに演出しています。観光協会や地元の温泉地が地域一丸となった取り組み。両会場(鬼怒川公園・小原沢エリア)の特設ステージでは、和楽器やJAZZのコンサート等も実施されている。