名月トピックス

「日本百名月」第一回認定登録地を発表! 

月の観光資源化を目指す第1回「全国名月サミット」が23日、富山県黒部市の宇奈月温泉で開かれた。神奈川県藤沢市の江の島や、琵琶湖を望む滋賀県の奥比叡ドライブウェイなど12道府県の14カ所が「日本百名月」の鑑賞地に初めて認定された。今後、現地調査し数年かけて100カ所まで増やしていくという。

日本百名月は、夜景情報を発信する一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京)が発案し、約4700人いる「夜景鑑賞士」が寄せた推薦などを基に選んだ。

「月夜野の月」が認定を受けた群馬県みなかみ町月夜野にある嶽林寺では、毎年秋に月見イベントを開いている。サミットに出席した住職鈴木潔州さん(55)は「イベントもあり、町全体の日本人観光客は増えてきた。これを機にまだまだ少ない外国人観光客も呼び込めれば」と期待を寄せた。

全国名月サミットは年に1、2回、満月の日に開催する予定。