『日本百名月』認定登録地

認定登録第100号 【種別:B類】

「横浜港大さん橋国際客船ターミナルから望む月」 (神奈川県横浜市)

国内最大級の大型客船ターミナル。1894(明治27)年に、当時の最新技術を駆使した幅約19m、長さ約457mの巨大な鉄桟橋が完成し、日本の海の玄関として活躍してきた。2002(平成14)年、個性的なデザインと斬新な構造の空間美を持つ客船ターミナルにリニューアルされ、屋上広場は24時間無料で開放。市民や観光客の憩いの場となっている。なだらかな起伏が特徴の屋上デッキはくじらの背中と呼ばれ、横浜港の街並みを一望できる贅沢な眺望が魅力。大さん橋の先端にあるレストラン「subzero」からは、観覧車や赤レンガ倉庫、みなとみらいのビル群を眺めながら食事が楽しめる。横浜港を周遊する大型客船「ロイヤルウイング」では、気軽に乗船できるアフタヌーンティープランを用意。海の上から眺める横浜の景色とともに、彩鮮やかな洋菓子などが味わえる。


横浜港を360度見渡せる絶好のロケーションは日本夜景遺産にも登録されている。ランドマークタワーや赤レンガ倉庫、横浜コスモワールドが融合した横浜らしい絶景が鑑賞でき、大桟橋の先端は、ベイブリッジ撮影に絶好の撮影ポイントとなっている。月夜を眺めるには特にベイブリッジ側の風景がおすすめ。ライトアップされたベイブリッジとともに、満月の夜に現れる「月の道」が海に浮かび上がる光景は圧巻のひとこと。賑わいを感じられるビル群の夜景とはまた違った、静かで穏やかな月夜を鑑賞できる。見る角度により様々な夜景と月のコラボレーションを堪能できる同施設ならではの特徴だ。11月から翌年3月にかけて、屋上広場がライトアップされるイルミネーションと月との競演も美しい。

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