『日本百名月』認定登録地

認定登録第77号 【種別:B類】

「海王丸パークから眺める月」 (富山県射水市)

1930(昭和5)年に進水して以来、59年余の間に106万海里(地球約50周)を航海した商船学校の練習船「海王丸」。純白の帆船を中心に、ピクニック広場やカフェなどが揃う海王丸パークが広がる。海王丸の進水日が2月14日のバレンタインデーであることから「恋人の聖地」に選定され、「幸せのベル結婚式」や婚活イベント「海王丸恋人フェスティバル」を実施している。見逃せないイベントとしては、全29枚の帆をすべて広げる総帆展帆。4月~11月の期間に年間約10回行われ、”海の貴婦人”と称される姿を披露する。


海王丸パークでは帆船海王丸のライトアップ・イルミネーションを日没から22時まで毎日実施。数分おきに色が変わり、大海原を航海する海王丸などを表現した演出とともに、日没30分後から22時まで、新湊大橋のライトアップも同時に楽しむことができる。その光景を優しく照らすは漆黒の空に浮かぶ月。中秋の名月のころには、海王丸のそばで輝く月を眺めることができ、美しい姿を写真に残そうと多くの写真愛好家らが集う。海王丸パークで開催される夏の風物詩「富山新港花火大会」と月との競演もまた美しい。

 

※催事は新型コロナウイルスの感染症の状況に応じて開催を検討。詳細は公式HPまで。

画像提供:公益財団法人 伏木富山港・海王丸財団

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