1986(昭和61)年6月に千葉県民500万人突破の記念として開設された千葉港のシンボル。高さは125mあり、館内には県内の特産品やぽ~とくん、チーバくんなどのご当地グッズが揃うショップや、地上109mからの眺望とともに食事が楽しめる展望レストランなどがある。東京湾や千葉の市街を臨む360度の絶景が広がる2階の展望フロアは、2011(平成23)年「恋人の聖地」に選定され、愛を誓う南京錠をロックするフェンスに加え、「恋人の聖地」認定を記念したモニュメントが設置されている。千葉ポートパーク前広場では毎月フリーマーケットが開催されているほか、隣接する千葉ポートパークにてさまざまなイベントを実施。家族で楽しめるスポットとしても親しまれている。
4階の展望フロア「ビュープロムナード」は360度回遊式でパノラマ的な視界が広がり、その夜景が2012(平成24)年「日本夜景遺産」に認定された。北側から東側にかけて幕張新都心エリアが、南側から西側にかけては5キロ四方にも及ぶJFE東日本製鉄所の工場夜景が広がる。夕暮れになると東京湾越しの夕日を眺めることができ、日が沈むとキラキラと輝く市街地の夜景を背景にダイナミックに煌めく工場夜景、そして東京湾を照らす月の競演が楽しめる。また、クリスマスの時期には高さ100m、幅30mのタワー壁面にクリスマスツリーが出現。雪が舞い落ちる様子を表現したイルミネーションの演出も見事だ。
※催事は新型コロナウイルスの感染症の状況に応じて開催を検討。詳細は公式HPまで。
画像提供:千葉ポートタワー