『日本百名月』認定登録地

認定登録第71号 【種別:A類】

「猿賀神社を照らす月」 (青森県平川市)

■紹介文
弘南鉄道弘南線「津軽尾上」駅から徒歩10分の場所に鎮座。ご祭神は上毛野君田道命(かみつけぬのきみたみちのみこと)。坂上田村麻呂将軍が蝦夷征伐のために東北に兵を進めたが苦戦、その時先に兵を進め戦死した田道将軍の霊感を受け大勝したことにより、807(大同2)年8月15日、勅命により社殿が創建され、田道命をご祭神に祀ったのが始まり。本殿は県重宝に指定されている。猿賀神社境内では春には桜が、5,000坪ある鏡ヶ池では7月中旬から8月下旬にかけて一面に咲き誇る蓮の花を楽しめる。


■例大祭・名月スポットについて

例大祭は「猿賀神社十五夜大祭」と称され、旧暦8月14日から3日間行われる。奉納行事の五穀豊穣や悪疫退散などの祈りを込めた獅子踊り大会や民謡大会のほか、参道や猿賀公園に多くの出店が軒を連ねる宵宮祭を求め、毎年大勢の参拝客が来訪する津軽の一大イベントだ。境内で行われる旧暦15日の観月祭は十五夜の月を背景に、青森県の県無形民俗文化財の津軽神楽が奉納される様子は、まさに神秘的な光景。ここでしか見ることのできない月との競演を満喫できる。

※催事は新型コロナウイルスの感染症の状況に応じて開催を検討。詳細は公式HPまで。

画像提供:猿賀神社

詳しくはこちら
Googleマップで開く