『日本百名月』認定登録地

認定登録第49号 【種別:B類】

「蔵王連峰に上る月」 (山形県山形市)

蔵王連峰とは、山形・宮城両県にまたがる山々が集まる総称。最高峰は、1841mの熊野岳で、山形県上山市にある。火山の火口湖である御釜は蔵王連峰のシンボル的存在で熊野岳刈田岳は多くの観光客が訪れる。蔵王連峰の麓にあるのが隣り合う山形市と上山市。山形市は、山形盆地の南部3分の1ほどを占める。山麗の蔵王温泉や蔵王高原、冬季の樹氷等様々な見所があり人気の観光スポットで、2017年には「樹氷ライトアップ」が「日本夜景遺産」に認定された。蔵王温泉は、110年開湯といわれ1900年以上の歴史がある。美肌効果もあり「美肌の湯」として親しまれ女性にも人気。蔵王温泉を代表する宿は、源泉が集中する温泉街中心部に集まる。


上山市は、山形市の南側に隣接する。会津の東山、庄内の湯野浜と並び、「奥羽三楽郷」と言われるかみやま温泉がある。1458年約560年前に開湯した歴史ある温泉地。城下町や宿場町として栄え、風情溢れる温泉街と三つを兼ね備えた町は珍しい。蔵王温泉創業約300年と歴史ある深山荘高見屋では、滾々と湧き続ける自家源泉で贅沢に掛け流し温泉を堪能し、夜空に浮かぶ月を楽しめる。共同浴場も点在し、のんびりと湯巡りをしながら月が鑑賞可能だ。また、蔵王高原の標高500mに位置し、2004年に「日本夜景遺産」に認定された「西蔵王公園」の展望台からは、山形県下において最上級のパノラマ夜景とともに蔵王連峰の稜線と月を眺められる。さらに上山市の葉山温泉街のすぐ裏手には標高319mの花咲山の中腹に展望台があり、蔵王連峰などに囲まれた風情ある温泉街の街灯りと夜空に上る名月が堪能できる。今回、これら両市から眺められる蔵王連峰に上る月が「日本百名月」に認定された。

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