『日本百名月』認定登録地

認定登録第46号 【種別:A類】

「けいはんな記念公園・水景園の月/観月の夕べ」 (京都府相楽郡精華町)

京都・大阪・奈良の3府県にまたがるけいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)の建設を記念して整備され、1995年4月に京都府相楽郡精華町に開園した府立公園。「文化」を冠する街の記念公園、平安建都1200年記念事業による整備という背景を受け、日本の文化や自然をテーマに設計されている。24.1haにもなる広大な敷地は、現代の回遊式日本庭園「水景園」、永谷池を囲む自然林「芽ぶきの森」、小川や竹林など里の原風景を表現する「谷あい」、棚田状の広大な「芝生広場」からなり、園内各所で日本の風土や里山の風景を感じることができる。水景園(有料)では、ダイナミックな石組や美しく配された紅葉と点在する小滝が織りなす庭園空間を様々な角度から楽しめるほか、四季折々の草花や生き物、自然も満喫できる。


毎年中秋の名月には公園のイメージシンボル「月」をテーマとした公園最大のイベント、『観月の夕べ』を開催。夜間は無料開放され、月の音楽会やお茶席、月のアート展等、様々なイベントで賑わう。水景棚にはかがり火がたかれ、高さ10m・延長123mの歩廊橋「観月橋」や、水景園を望む展望室およびギャラリーがある「観月楼」を幻想的にライトアップ。陰影も美しい雅やかな雰囲気の中で愛でる名月は多くの人々を魅了している。

詳しくはこちら
Googleマップで開く