『日本百名月』認定登録地

認定登録第43号 【種別:B類】

「根浜海岸(宝来館)から望む月」 (岩手県釜石市)

近代製鉄発祥の地、三陸漁場の中心港、「鉄と魚のまち」として発展してきた釜石市の御箱崎半島付け根部分根浜海岸の傍らにある「宝来館」。近隣にはラグビーワールドカップ2019の会場として使用された釜石鵜住居復興スタジアムがある。岩手県東部沿岸の三陸リアス式海岸として人気の観光名所で、この辺りは特に岩手・陸中海岸と呼ばれ、鵜住居川が注ぎ込む大槌湾を望む絶景の場所に位置している。


大槌湾は、左右を半島に囲まれた奥行き8kmと細長い形状。湾の北側には「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島、南西岸には海水浴場でもある根浜海岸がある。根浜海岸は日本の白砂青松100選(林野庁)にも選出された美しい浜辺。この浜辺から冬の12月〜3月までの満月前後の期間限定で海面に浮かぶ「月の道」を愛でることが出来る。静寂に包まれる夜、砂浜に打ち寄せる心地よい波音を耳にしながら闇夜に光る月と水面に輝く月の道を眺めていると時間の経つのを忘れる。

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