『日本百名月』認定登録地

認定登録第42号 【種別:B類】

「彌彦神社周辺にのぼる月」 (新潟県西蒲原郡弥彦村)

新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦に創建された新潟一格式の高い神社。広々とした越後平野の中央に聳え立つ弥彦山(標高634m)の麗に鎮座する彌彦神社は、弥彦山を神体山として祀り、境内は樹林に覆われる。神社の社殿は明治の大火で焼失したが、5年の歳月をかけ1915年(大正5年)に再建された。1998年(平成10年)国の登録有形文化財に指定。2001年(平成13年)に改修工事が行われた。


彌彦神社は仕事運アップ、弥彦山は縁結びのパワーが授かれるとも言われ大勢の人が参拝に訪れる新潟県随一のパワースポット。弥彦山へは弥彦山スカイライン(冬季閉鎖)か弥彦山ロープウェイを利用して容易に行くことがき、山頂からは360°のパノラマが広がる景色が楽しめる。弥彦山スカイラインは、2004年「日本夜景遺産」認定。燕市や三条市方向を望めば、越後平野の牧歌的な夜景とともに夜空にのぼる月が鑑賞でき、遮るものがなくのんびりと月を眺められる。一方、彌彦神社では拝殿裏側の弥彦山の上で輝く月を眺められる時もあり貴重だ。神々しく輝く月は、石灯篭などでぼんやり照らされた拝殿と境内をやさしい月明かりで包み込む。弥彦山スカイラインからの名月鑑賞も見事だが、今回、彌彦神社周辺から愛でる名月を「日本百名月」に認定。

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