『日本百名月』認定登録地

認定登録第33号 【種別:B類】

「日本平から望む月」 (静岡県静岡市)

静岡県静岡市の駿河区と清水区の境界にあり、標高307メートルの有度山を中心とした丘陵地。約10万年前は単なる平坦地だった場所が隆起により、現在の丘陵地が形成。日本平はその昔、日本武尊が東征の際、草薙の原で野火の難にあい賊を平定した後、この山の頂上に登り四方を眺めたところから命名された。


「日本夜景遺産」に認定された夜景スポットとしても知られ、その眺望は眼下に広がる清水区の市街地やオレンジ色に煌めく清水港、遠くは富士山や伊豆半島、北側には南アルプスまで360度の景観が望める。昨今は新たに展望回廊が建設され、より開放感溢れる夜景が楽しめるようになった。ロープウェイで久能山に渡れば、2010年12月に社殿が国宝に指定された久能山東照宮があり、歴史ロマンに浸ることができるほか、「東照宮と月」「清水港や駿河湾と月」「静岡市街地と月」など、様々なバリエーションで名月鑑賞が楽しめる。

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