『日本百名月』認定登録地

認定登録第29号 【種別:A類】

「偕楽園から望む水戸の月」 (茨城県水戸市)

偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに「日本三名園」のひとつに数えられ、天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により開園された。


その名は、「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という中国の古典『孟子』の一節から命名された。有名な偕楽園の萩は、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公(第15代将軍徳川慶喜公の父)が仙台藩から譲り受け、偕楽園創設とともに園内に植えたものと言われている。園内には宮城野萩を中心に白萩・山萩・丸葉萩など総株数約750株が咲き乱れ、「水戸の萩まつり」では開園時間を21:00まで延長し萩をライトアップ。期間中には「月見の会」(合同茶会)や、食を堪能しながら秋の名月のもと奏でられる美しい音色に耳を傾ける「邦楽と月見の宴」を開催している。

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