『日本百名月』認定登録地

認定登録題20号 【種別:A類】

「伊予大洲の月」 (愛媛県大洲市)

大洲市における名月鑑賞は大きく3つ。ひとつは、岐阜県長良川、大分県三隅川と並び日本三大鵜飼に数えられる「大洲のうかい」。篝火を焚いた鵜船を二ハイの屋形船が挟み、アユなどの川魚を獲る鵜を見物する伝統的な催し物で、屋形船で約2時間の川下りと鵜匠が巧みに鵜を操る夏の風情を感じ、名月を楽しむのはなんとも贅沢なひと時だ。ふたつめは、月を愛する心が巧みに取り入れられた臥龍山荘からの名月鑑賞。伊予の小京都と言われる肱川水系随一の景勝地“臥龍淵”に臨む懸造りの茶室「不老庵」は、国内唯一の中秋の名月月光反射で知られる。また主屋の“霞月の間”は違い棚を霞に見たて、丸窓の奥にある仏間で蝋燭の明かりが灯されると月明かりのよう見えるという驚きの仕掛けだ。3つ目は大洲城から見渡す夜景と名月。4層4階を誇る大洲城の天守閣から眺める名月は時代を超えて、深く趣深い魅力を放っている。


臥龍山荘(臥龍院・不老庵等)平成28年7月重要文化財

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